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腰痛予防講習

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2010.09.11

こんにちは。介護付有料老人ホーム「スプリングライフ金沢」入居相談員の宮崎です。

先日、台風が日本列島を横断してから、日中の気温が少し下がり始めました。暦では「白露」と言う節目を迎え、そろそろ秋への移ろいを感ずる頃です。金沢では、早くも”新米”が店頭に並び、秋の実りを実感するニュースが聞かれます。

さて、9日仕事終了後に、全社員を対象に【腰痛予防講習会】が開催されました。講師は、福祉用品を数多く扱っている<金沢福祉用具情報プラザ>の作業療法士の先生でした。

普段より介護に携わっている看護師・介護士などの皆様が、悩みとされている一つに”腰痛”があります。今回は、プロの方々でも、なかなか予防することが難しい職業病とも言われている”腰痛”を予防する講習とあって多くの方が参加しました。

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まずは、「介助とは」という視点から、入居者の皆様とどのような関わり方をしているのか、何を提供しているのかの見直しから始まりました。

実際には、身体の部位は7つのパーツに分けて考え、身体の重さがどの部分にかかるかなどを検証しました。意外にも、重さの流れに逆らわず体を動かす事で、お互いの負担が最小限に抑えられる事が分かりました。また、身体の「骨ばっている所」が身体を支えている場所となっていて、この安定した骨の部分を利用し、無理が掛からない介護をすることが、自分自身にも負担の掛からない状態を作り出してくれるとの説明でした。さっそく、二人一組でお互いの”立ち上がり”の介助を、実際に体験しました。

身体の作りや動きを理解し、無駄な力を使わないということが、介護する側そして、される側にとっても、快適であることを実感しました。今後も、全社員が皆様を少しでもフォローできる施設でありたいと思っております。