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手作り和菓子教室

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2010.06.10

こんにちは。入居相談員の宮崎です。

そろそろ入梅が気になる季節となって参りました。心なしか、肌に湿気を感じ、蒸し暑さを覚える今日この頃です。

さて、今回の和菓子作りは『季節の上生菓子』と『水まんじゅう』に挑戦でした。

まずは、『水まんじゅう』の外側の皮の部分を作ります。大きなボールに水とタピオカ粉と砂糖を、十分に混ぜます。量も多いので、しっかり混ぜるのもなかなか大変です。さらに、コンロで火にかけながら、絶えずかき混ぜます。少しづつ、タピオカは固まってくると、透明になってきます。糖度計にて計測しながら、ベストな糖度44を目指します。

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出来上がったら、スプーン1杯の皮を濡らした手に広げて、その上にあんこをのせて、包むのですが、これがなかなか思うようになりません。思うように皮がのびない上に、手にくっついたら離れない・・・厄介な皮に皆様も悪戦苦闘。それでも、まるく包み込まれた水まんじゅうを、葉っぱにのせ、金箔を飾れば、出来上がり!とても、涼しげでおいしそうな水まんじゅう完成です。

 

P1030230.JPG

『季節の上生菓子』は、”ひまわり”でした。オレンジと茶色のあんこの二種類を使って、ひまわりを作ります。ひまわりの形は「木型」を利用して作成します。柔らかいあんこを、木型に押し込んで更に上から木型で重ね、上から押し花の形を形成します。意外と簡単そうで、型にきっちりとあんこが入らないと、隙間が出来てしまい、花びらが綺麗に仕上がりません。ここでも、先生の見事な手つきをマネて、何とか”ひまわり”を開花させようとチャレンジなさっていました。

それでも、一つ一つ個性豊かに作られた和菓子は、とてもおいしそうに輝いて見えました。抹茶と共に頂くひとときも、また格別な時間となったようでした。